通販・EC向けプラン②
購買データをもとにCRM施策も打っているが成果が頭打ちになっている。
ほかに有効策が見つからないので続けている。
ECサイトさえ立ち上げればモノが売れるという時代ではありません。ECを核に通販を展開している業者様の多くが、CRM(Customer Relationship Management、顧客管理)にも注力し、顧客ランクや休眠などの状況に応じた施策を打っていることでしょう。しかし、そのCRM施策もマンネリ化の状況を迎え、顧客に新鮮な感動をあたえることができなくなると、期待するほどの成果を得られにくくなってきます。さらに一歩抜け出すためには、局面を打開できる新しい発想や仕掛けが必要です。
Web上の行動ログで潜在ニーズをリアルタイムにキャッチし、
タイミングよく応えるDM施策で限界突破。
通常のCRM施策は、これまでの購買データに基づくものです。顧客が確実に購入したという事実に基づく施策ですから、有効性があることに違いありません。では、顧客自身もまだ気づいていないニーズを察知して、商品やサービスを提案できたとしたらどうでしょう。過去ではなく、今この時の、あるいは今より少し未来を先取りした旬のココロに働きかけるDMで、新鮮な感動と行動を喚起してみませんか。
購買データからわかるのは、既に明らかになっている顧客の「顕在ニーズ」です。確かではありますが、過去の事実でもあります。また、顧客自身もニーズを自覚しているため、それに基づく提案は顧客の想定内になりがちです。顧客が自らニーズにかなう商品やサービスを探したり比べたりしている可能性が高く、提案が厳しい競争にさらされることも考えられます。勝機はニーズが顕在化する前、すなわち「潜在ニーズ」を捉えることにあります。本人も気づいていなかったが本当は求めていた隠れたココロの真相に応える提案には、サプライズがあり、行動を起こさせるエネルギーがあります。また、そんなココロの真相に気づいてくれたことに顧客は信頼を寄せます。「潜在ニーズ」を捉えた施策は購買行動を喚起するだけでなく、ブランドロイヤルティの向上にもつながり、特別な「おもてなし」をしてくれる存在として顧客から選ばれ続けることができます。
潜在ニーズのキャッチから提案までを自動で遂行できる仕組み。それが当グループオリジナルの「Pin-Pon DM」です。ECサイトは、売場であるとともに、顧客の潜在ニーズをキャッチする場にもできます。顧客がサイト上で見せる閲覧や回遊などの行動には、その時々のココロの状況が表れており、顕在化する前のニーズの萌芽が潜んでいます。顧客を特定し、その行動ログを取り、一人ひとりの旬のココロや潜在ニーズをリアルタイムで捉えられるように設定したECサイトが「Pin-Pon DM」の基盤となります。顧客一人ひとりのココロやニーズを効果的・効率的に反映できるDMを設計・デザインし、ECサイトでキャッチしたその時に自動でDMのテンプレートにデータが送信され、デジタル印刷機で印刷される仕組みとして構築・運用します。当グループは、IT、ブランディング&マーケティング、クリエイティブ、印刷の機能を備え、連携できる特徴を活かし、これを可能にしています。
私たちが持てるリソースを結集して取り組んでいるのが、「個」の革新。顧客一人ひとりの「個」(感性、個性、趣味嗜好、価値観、ニーズなど)に迫り、顧客を個客として捉え、広告やプロモーションを進化させていく取り組みです。「Pin-Pon DM」は、その先端をいく仕組みです。その基盤となるECサイトは、マーケティングのインフラとして、他の施策にも活用できます。リアルタイムな「個」のデータの蓄積は、刻々と変化する「個」の実像とともに、変わらない「個」の核心も照らし、個客理解は深まっていきます。深まる個客理解は、パーソナライズやOne to Oneのみならず、マスも含め、あらゆる施策の原動力となります。私たちは、分析力や洞察力、創造力、そして多くのクライアント様のビジネスに関わってきた経験というリソースも駆使して、この原動力を現状打破や課題解決のための様々な施策につなげ、持続的にサポートしていきます。