小売業向けプラン
新聞購読率の低下に伴い折込チラシに代わる効果的な販促ツールを探している。
ネットでチラシを見れるようにしたが折込以上のメリットを見いだせない。
新聞の購読率は年々減少傾向にあり、日本新聞協会によると、2007年には1世帯当たりの部数は1を上回っていましたが、2021年時点では世帯数57,849,163に対して発行部数は33,027,135となり、1世帯当たりの部数は0.57となっています。このような状況を受け、小売業界では、同じチラシをネットに公開してスマホでも見れるようにすることが一般化しつつありますが、各世帯に確実に届く新聞折込に代わる価値まではそこに見いだせず、もっと有効な手立てはないかと頭を悩ませている小売業者様も多いのではないでしょうか。
折込チラシと同様に商品を網羅したものではなく、
顧客ごとに掲載情報をパーソナライズしたDMを新たな販促ツールに。
新聞折込からネットへという手段の変更にとどまらず、販促施策そのものを見直してみてはいかがでしょう。広いニーズに対応した多くの商品や情報を一律に掲載するチラシではなく、顧客ごとの購買データ(ID-POSデータ)をもとに「個」に対応した商品や情報をセレクトし、一人ひとりにダイレクトに届けるDMに。集客だけでなく、ロイヤルティ・LTV向上などの個客育成にもつながる販促ツールを試してみませんか。
既に多くの小売業者様が、これからの販促施策の鍵を握るものとして、自社ポイントカードなどを通じた顧客ごとの購買データ(ID-POSデータ)の収集や蓄積に取り組んでいることでしょう。そのID-POSデータの有効な活用方法の一つが、私たちのご提案するパーソナライズDMです。ID-POSデータを分析して顧客一人ひとりの「個」(個性、感性、趣味嗜好、価値観、ニーズなど)に迫り、それぞれの「個」に応える商品や情報を効果的・効率的に反映できるDMを企画・設計・デザインします。IT、ブランディング&マーケティング、クリエイティブの機能を備え、連携できる当グループの特徴を活かし、データの客観的な分析と人の洞察力・創造力を掛け合わせた独自の発想や仕組みで、これを実現しています。
顧客一人ひとりに対応した情報を届ける仕組みとしては、ネットのレコメンド(おすすめ)広告が普及しています。しかし、機械的で閲覧の邪魔になるこの広告を不快に感じている人も多く、その効果には疑問符がともっています。顧客一人ひとりに対応した情報を印刷物という確かなかたちで届けることに、私たちのご提案するパーソナライズDMの独自性があります。これを可能にしているのが、私たちの持つもう一つの機能である印刷テクノロジーとの連携です。設計・デザインしたDMのテンプレートに、パーソナライズした商品や情報のデータを自動で反映させバリアブル印刷ができるデジタル印刷システムでDMを印刷し、後加工や発送業務まで一貫ラインで遂行します。
ここまでパーソナライズDMについてご紹介しましたが、チラシが全てパーソナライズDMに取って代わられる、チラシが不要になるというわけではありません。マス広告としてのチラシの有効性は健在です。パーソナライズDM施策の過程で得られたID-POSデータの分析結果や、施策実施後の効果の検証結果は、チラシにも活かすことができます。例えば、店舗によって核となる顧客層が異なる場合は、店舗によってチラシの構成やデザインを核となる顧客層の「個」に応じて変えるなど、より効果的なチラシを追求していくことができます。チラシの改善による集客効果のアップで顧客が増えれば、「個」の分析やアプローチも充実し、それがパーソナライズDMにも活かされるという相乗効果が生まれます。私たちは、このようなチラシの改善も含めたプランもご提案します。