経営の一つの真髄は、継続にあります。会社を未来永劫にわたって継続させるために必要なことは何か。それは、自らを革新し続けることです。私たちは、75年以上の歴史のなかで培ってきた印刷技術（紙媒体）と先端のデジタル技術を融合させ、お客さまへのお役立ちと社会課題の解決に新たな道を拓く「個」の革新にチャレンジします。
印刷を通じて古くからコミュニケーション手段の中心的な役割を担ってきた紙媒体は、インターネットなどのデジタル技術の進化のなかでなくなっていくとも言われました。しかし、人のDNAにしみついている紙媒体が、簡単にデジタルに取って代わられることはありません。同じ情報であっても、「透過光」のデジタルディスプレイで見るより、「反射光」の紙媒体で見るほうが、脳が強い反応を示すという科学的な知見もこれを裏付けています。人に伝える力のある紙と、即時性や双方向性に優れているデジタル。私たちは、紙とデジタルが融合し、補完し合い、新たな価値を生むコミュニケーションの未来を目指します。例えば、人の心理や行動に大きな影響をおよぼしている「感性」という捉えがたいココロの真相にデジタル技術を駆使して科学的に迫り、その成果を活かして一人ひとりのココロにピンポイントに応える紙媒体を提案し、バリアブルなデジタル印刷技術でかたちにする。マーケティングやクリエイティブもクロスさせて様々な「個」の革新にチャレンジし、お客さまとともに、社会とともに、新たな未来を拓いていきます。